川崎市高津区内に位置する大山街道。大山街道は、交通の要所として古くから栄え、沿道には歴史のある老舗店も並んでいます。今日ご紹介するのは、街道を歩くと、ひときわ目をひく看板の、岩崎酒店です。

明治十年代(！)に、初代岩崎次郎吉がこの地に住み始めたのが岩崎酒店の始まりなんだそう。元々は酒造で、醸造蔵・穀倉など用途別に蔵が並んでいたそうで、店内には、昔の写真アルバムが置いてありました。テレビドラマの撮影で使われたこともあったんだとか。当時使用していた醸造器具は、現在はとどろき緑地の川崎市市民ミュージアムに、醸造蔵の大扉は生田緑地の川崎市立日本民家園に寄贈、保管されているそうですよ。一度見てみたいですね！

店内は落ち着いたクラシック音楽が流れており、ワインや日本酒が手書きの説明とともに並べられています。家庭用はもちろん、大切な方へのプレゼントにもぴったり。店主さんにお聞きすると、オススメも教えてもらえます。川崎市高津区で醸造されているクラフトビール、ブリマー・ブルーイングの商品もありました。

実は、店内の中階段で上がると、賃貸ギャラリーがあったり、同じビル内に糀ホールというクラシックコンサートホールがあるなど、文化の発信地でもあるんです！糀ホールでは、定期的に演奏会が開催されていますので、今度ぜひコンサートにも行ってみたいと思います。

岩崎酒店はこちら。

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